これはひどい!「ADは○○以下」と言われた28歳女性が語る過酷なテレビ業界
広告大手の電通に勤めていた新入社員の女性が過労自殺した問題を機に、
労働環境を巡る問題があらためて注目を集めています。
2年半前までテレビ番組制作会社に勤めていた都内の女性(28)は、
自殺した女性のツイッターを見て、自身の過酷な体験と重ねています。
上司から「ゴキブリ以下だ」と言われた、労働の実態とは?
記者が取材をしました。(朝日新聞東京編集センター記者・森田岳穂)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000004-withnews-bus_all
子供の頃からの~
女性は都内の有名私立大学を2012年に卒業。小さい頃から大好きだったテレビの世界で働きたいと、テレビ局を中心に十数社の面接を受けた。
夢を実現~
在京キー局子会社の番組制作会社から総合職の内定をもらうことができた。「激務だ」とは聞いていたが、テレビ業界で働けることがとにかく嬉しく、就職を決めた。
バラエティーの特別番組のチームにADとして配属~
出演者の控室の準備、再現ドラマへの出演、食事の手配など様々な仕事を任された。
数十人いる先輩たちの好みを把握し、毎朝コーヒーを入れるのも女性の仕事。銘柄を間違えるときつく怒られることもあった。一方、同期の男性がお茶くみをさせられることはない。疑問を感じつつも「どんな仕事でも必要なこと。頑張ろう・・・
女性の先輩の嫌み~
ーヒーチェーンで買ったコーヒーを席に置いていたら、女性の先輩に「お金があるのね。私はコンビニのコーヒーなのに生意気」
勤務時間~
午前10時~午後10時が平均的な勤務
お昼休憩は15分程度
トイレなどでの離席も5分まで
複数の番組を任されるようになる~
週に2日は徹夜
中には後輩に仕事を命じ、夜の街で飲み歩いてから仕事が終わっているか確認しに来る先輩もいた。
常に先輩におびえながら、怒られないように仕事を進め、朝5時まで働き、始発で帰宅。
家でシャワーをあびて1時間ほど仮眠をして出社
起きられずに遅刻してしまい、先輩の叱責を受けてからは、仮眠をやめた。そんなときは、個室トイレに座ったまま寝てしまったこともある。
一カ月に徹夜明けの1日しか休みがもらえないこともあり、残業時間はひどい時で月に170時間近かった。
給与は額面で40万円を超えたこともあったが、時給に計算しなおせば、コンビニのアルバイトより低かった。
完全なるブラック企業だね。
先輩が後輩をいじめるのは
自分も入りたての頃やられたから?
学校のいじめも深刻だけど、
社会にはいってからこんなことが待ってるなんて
ほんと、怖い世の中だわ。