ファンの期待を裏切らない男、山中慎介。

前回サンティリャン戦の後も、

次戦、ビッグマッチにしたいと言っていたとおり

次戦は、

WBA世界バンタム級を12度も防衛しスーパー王者にも認定された

あの、アンセルモ・モレノ(パナマ)。

亀田興毅が階級をおとしてまで逃げた相手とも言われる。

 

モレノは長いリーチを生かしたアウトボクシングを得意とする

テクニシャン型のサウスポー。

パンチを当てさせないことから亡霊と呼ばれている。

 

 

モレノは2014年9にファンカルロスパヤノと指名試合を行い

2回にバッティングでパヤノが左目上を深くカットしてしまい

その傷が原因で、7回開始前にドクターストップがかかり

負傷判定負けとなり王座陥落。

それから1年経つがまだまだ衰えをみせない

間違いないくバンダム級の頂上決戦となりそう。

上体を柔らかく使った鉄壁の防御を武器で亡霊とよばれる。

そのことからか

神の左といわれる山中には『KO』が期待されるのが常だが

今回、山中は「KO」について、明言を避け

「頭の中にはあるが、今回はあまり言わないようにする。

左1発では当たらないと思うし、コンビネーションも重要になる」

と冷静に分析している。