籾井勝人会長が、就任会見で

従軍慰安婦問題について質問されると

はじめはコメントは控えたいとしたものの

「戦争をしているどこの国にもあった」

と発言し、物議を呼んでいる。

あの会見をTVでみたところ

記者から、ここはそのようなことを発言する場ではない

ようなとめられる場面があったが・・・

では、従軍慰安婦問題を質問した記者って誰なんですか?

なんの目的で質問したのでしょうか?

戦争当時の悲惨な状況を

今の私たちには知る由もありません。

人伝いや書物からほんのすこし

垣間見れるかもしれません。

それでも経験した方々の露にも及ばないでしょう。

慰安婦ってそもそも

どういうものなのか

国家による管理売春を公娼制度といい、
研究によれば慰安婦・慰安所も公娼制の一種とされている。
日本軍慰安婦制度というは公娼制の延長にある。
そして、その「公娼制自体が性奴隷制である」と主張されることがある。

公娼制度の歴史は古く、古代ギリシアの時代に設立された。

 

ジョージ・ヒックスによれば、
ローマ帝国は捕虜女性を性奴隷とし
「日本軍と同様の慰安制度」を採用していたとされる。

 
国家による管理売春を公娼制度といい、
研究によれば慰安婦・慰安所も公娼制の一種とされている。

日本軍慰安婦制度というは公娼制の延長にある。
そして、その「公娼制自体が性奴隷制である」と

主張されることがある。

公娼制度の歴史は古く、古代ギリシアの時代に設立された。

古代中国の周で、公娼制を創設しており
捕虜女性が性奴隷になるのは古代中国でもあった。

中世のヨーロッパでは売春は批判されたが、

公娼制度は保護された。

近代公娼制は、
性病対策と軍隊慰安によって設置され、
フランスで確立し、その後ヨーロッパ、
アメリカ合衆国や日本にも導入された。

又、歴史の授業を思い出しましたが
18世紀末に梅毒が流行。

ナポレオン戦争による大規模の人の移動のため
性病がヨーロッパ中にひろがった。

これって、戦争被害のようなものだったんですね。
そのときに医学も進歩したものの
やはり性病対策とてして
イギリス軍の提案で1864年から1869年にかけて
伝染病(性病)法によって公娼制度が導入された。

日本でも時代劇などで目にする遊郭が公娼にあたる。

しかしその後、世界の公娼制度は19世紀後半頃から
次々に廃止されるようになった。
1886年にイギリスが廃止。

続いてノルウエー、スエーデン、デンマーク、
ニュージーランド、カナダなどが廃止。
1930年までに存続していたのは、
日本、オーストラリア、イタリア、スペイン等だった。

公娼制を公認できなくなったのは、世論の動きによるとされる。
当然、女性からの批判は起るものでしょう。

公娼制廃止の為に英米軍の場合は、私娼中心の自由恋愛型と呼ぶらしい。

呼び方を変えているだけの気がしないでもないが。

まぁ調べるうちにどんどん気が重くなる。

世界中で繰り返されてきた戦争の影には
多分、現代の人には知られていない
戦時性暴力(強姦、強制売春)があった。

そのへんのところはwikiにくわしくあるので
興味のある方はそちらでご覧ください。

私の場合は、見たくなかった現実というのが本音ですが
知らなければ、『誰かが、誰かをたたくだけのことではない』
のだということです。

公娼制を廃止した国にしても、侵略した国で
自国ではゆるされるような法律をつくって
犯罪がおこなわれていたんですから。

そんな事件のことを知るにつれ、憤りと
そして、当時の方のことを思うと涙がとまりませんでした。

日本女性も集団自決した事件があるんですよ。

そして、これって安易に
こうだと語れるものではないと思います。

あのNHK会長の会見時に、

記者が質問したことから騒動が始まりましたが、
じゃあ、なぜあんな質問をあの場でしたのか?

私は、疑問に思いました。

いったい、何の目的があったんでしょうかね??